江戸時代、華美な装いを禁じられた武士たちが粋を競って裃に取り入れた江戸小紋。遠くから見れば無地に、近くで見ると細かな蜻蛉や柄寄などの吉祥紋が染め付けられている生地は、今も上品なおしゃれ感を演出してくれます。扇面に使っているのは東京都の伝統工芸品にも指定されている「東京染小紋」。伝統的な江戸小紋の技法で捺染している伝統工芸士田島氏が染め上げた縁起柄でビジネスシーンでも使いやすい扇子です。
 
・うねり鮫紺
紺色の地に絶妙なバランスで配置されまるでうねっているような鮫小紋。田島江戸小紋の真骨頂です。
・うねり鮫黒
黒色の地に絶妙なバランスで配置されまるでうねっているような鮫小紋。田島江戸小紋の真骨頂です。
・寄柄鉄紺
様々な吉祥柄を寄せ柄をやや緑味のある紺色で染め上げました。
・蜻蛉漆黒
漆黒に群れ飛ぶ蜻蛉は勝虫とも呼ばれ、縁起柄の代表です。